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アイスクリームって・・・

2019.10.11

こんにちは産業課の神山です。
みなさんは知っていましたか?
アイスクリームって賞味期限が無いんです。

そもそも賞味期限や消費期限を決めるための検査は、食品ごとに「微生物試験(細菌の数)」「理化学試験(濁りやPHなど)」「官能試験(実際に見たり食べたり)」などが義務づけられます。

が、アイスの場合は賞味期限などの表示はしなくてもいいよーということになっています。

アイスに賞味期限がない理由
アイスを保存する際、マイナス18℃以下で冷凍庫に入れておくと細菌が繁殖しないので、ほとんど品質が変わらなくて劣化しないということです。

品質がほとんど劣化しないなら、賞味期限を記載する義務がない。ということですね!

ただ、全く劣化しないわけではなくて、「ほとんど」劣化しないということなので、本当に永久にそのままアイスをとっておけるわけではない…らしいです。

理論上では、マイナス18℃以下で保存しておけばいいのですが、ずーっとそんな管理ができるわけではないですよね。



よく1年でも、ひどいと100年でもとっておけるの!?なんて話がありますけど、それは難しいみたいです(>_<)ちょっと残念ですけど、次で詳しくお話しますね。

アイスは1年後、10年後、100年後でも大丈夫!…ではない
扉の開け閉めで、アイスの品質は下がってしまいます。
冷凍庫内の温度が変わると、アイスが溶けたり、水分が蒸発してしまったり、酸化が進んだりしてしまいます。

それに、冷蔵庫が古いものだと冷え方が足りなくて、アイスの品質が大きく変わっていることがあります。

家庭での冷凍庫の正確な管理が難しいのはもちろんですが、たとえお店で売っているアイスでも、管理がずさんだと色や味が変なアイスがあることもあるみたいです…。
ちゃんとしたお店ならもちろん大丈夫だと思いますが(汗)
いつ買ったアイスか分からない場合は…
また、アイスに賞味期限がないという弊害?で、「いつ買ったんだっけ…」と分からなくなることもあると思います(笑)

さすがに10年もののアイスとかは珍しいかと思いますが、いつ買ったか分からなくなっても基本的に、アイスの質感や色、においなどに問題がなければ食べても大丈夫ですよ。

以上 アイスクリームの雑学でした。