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蓄電池ジェネレーション

2017.03.17

こんにちは! 松見です。

今日は日差しもあたたかく、少しずつ春に近づいている、そんな気がします。

 

3月、といえば、全国のJRでは毎年3月にダイヤ改正が行われます。(久々の鉄道ネタ!)
例年は3月の中旬ごろなのですが、今年3月5日(土)と少し早い改正になりました。

ここ数年ダイヤ改正というと、
新幹線の開業や寝台特急の廃止などニュースでも扱われるような大きな話題があったのですが、
今年はそういった話題もなく、比較的ひっそりした改正だったように思います。

そんな今年のダイヤ改正ですが、技術的には重要な改正だったように思います。

それは蓄電池電車の本格化です。
鉄道は大きくわけて2つにわかれます。

ひとつは線路の上に架線が通っている電化区間。
電車が走ります。

もうひとつは 線路の上に架線がない非電化区間。
電車は走れないので気動車(ディーゼルカー)が走る、、というのが一般的でした。

それが変わろうとしています。
非電化区間に電車が走るようになったのです!

それが蓄電池電車です。
車体の下部に蓄電池を搭載しており、架線のある駅で充電して、
非電化区間では蓄電池の電気だけで走ります。

電気で動くから気動車みたいに煩いエンジン音はありませんし、
排気も出さない環境に優しい次世代の鉄道車両です。

蓄電池電車は 今までJR東日本とJR九州で試験的に走行していましたが、
このダイヤ改正から福岡の若松線と栃木の烏山線では全列車が蓄電池電車での運行になりました!

また蓄電池は寒冷地では性能が落ちるのが定説でしたが、
このダイヤ改正から秋田の男鹿線でも寒冷地仕様の蓄電池電車の営業運転がはじまりました!

まさに蓄電池の時代到来、といった感じです。
今後技術開発が進むとより多くの路線で蓄電池電車が活躍し、
いずれ排気ガスを出す気動車はなくなるのかもしれません。

 

トランスオーシャンプランニングでも蓄電池を販売しています。
一般家庭でも今後は蓄電池があることが普通になっていくのだと思います。
蓄電池に興味のある方はぜひお見積りをご依頼ください。

 

それではまた。

 

松見