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ポジティブ心理学

2018.06.22

こんにちは、経営管理室の加藤です。
地震のときは皆さま大丈夫でしたか?
私は止まった電車の中に1時間半近く閉じ込められておりましたが、
その間平常運転で本を読んでおりましたので、本日はその書評をします。

『実践ポジティブ心理学 幸せのサイエンス』という本の中で、
統計的に以下の4つの因子の高い人が幸せを感じているという結果が出ているそうです。

1.「やってみよう!」因子(自己実現と成長)
2.「ありがとう!」因子(つながりと感謝)
3.「なんとかなる!」因子(前向きと楽観)
4.「ありのままに!」因子(独立と自分らしさ)

要は目標を達成して成長しているのを実感できて(1)、人の役に立っていること・助けてもらっていることをを感じながら(2)、前向きに(3)自分のやりたいことをやって生きられる(4)状況にあればほとんどの人は幸せだと。当たり前といえば当たり前な気もしますが、それが当たり前な場を作るのは、言うよりもずっと難しいことなんだろうなと思います。

ポジティブというと「辛くたって前向きに考える!」という認識で語られることが多い気がしますが、この本では「ネガティブな感情を抱く自分を受容するのがポジティブだ」という認識で書かれているので、自然体のポジティブさというか、ネガティブであることも否定しない語り口が懐にすとんと入るのでいい感じです。おすすめ。