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『日本一社員がしあわせな会社のへんな”きまり”』をそういえば読んでいた

2018.08.04

こんにちは、経営管理室の加藤です。
本日はTOPページにプロジェクトチーム紹介の記事を投稿しましたが、
ご覧いただけましたでしょうか?

このプロジェクトチームは会社をより良くしていくために発足されたのですが、
以降、弊社の部長からちょくちょく未来工業さんの名前を聞くようになりました。
それで”日本一社員が幸せな会社”として有名な未来工業さんの山田社長が書かれた、
日本一社員がしあわせな会社のヘンな”きまり”』を読んでいたことを思いだしました。


なら、取り入れていけよ! という感じなので読書メモを読み返したのですが、
特に面白いなと感じた仕組みが下記の3つ。


1.改善提案書を出せば、封を切る前に500円渡す

たくさん出せば賞もあるし、優秀なものであれば表彰もされるそうです。
封の中身がたとえ白紙であろうと500円もらえるそうなのですが、白紙で出してお金をもらうのは当人だって悪い気がするので、結局アイデアを捻出するようになるわけですね。

2.他の会社では3個しかないスイッチボックスを85個揃えている

消費者にとっては3個でかまわないが、取り付ける職人にとってはパターンがないと自分で工夫しなきゃいけないから面倒。それを85個揃えてくれている未来工業のお得意様になるから、多少高くても主力商品を未来工業で買ってくれるというわけ。
この中に赤字の商品があっても、それがあってトータルが黒字になるなら、うまくいってるということ。
他の会社がしていないことをするのは、やはり大切なことのようです。

3.報連相禁止

未来工業さんの破天荒な仕組みとして、最も有名な取り組みではないでしょうか。
「自分が1番現場を知っているのだから、事情のわかってない上司の説得にたくさんのエネルギーを使う必要はない」と。現場の社員に全部任せるというスタンスですね。
社員自らに考えさせて、失敗してもいいからやらせてみる。それでダメだったなら、すぐに戻せばいい。
この「ダメならすぐに戻せばいい」という考え方が個人的にとても好きですね。


上記の仕組みに加えて、平均労働時間7時間15分かつ年間休日140日の福利厚生、
とにかく社員さんの自由と自発性を尊重する会社さんなのだなあと思います。
その分、時間内に仕事を終わらせる工夫を、社員それぞれがまたできているということでもあるのでしょうね。
単調な作業は簡略化できるように、頭で考える仕事にもっと時間を使えるように、
そういった姿勢を私も見習っていきたいです。