トランス君の太陽光講座 詳細

投稿日
2018年8月10日
更新日
2019年2月2日

太陽光の固定価格買取制度とは?

こんにちは!

株式会社トランスオーシャンプランニングのトランスです!

前回の講座では「太陽光発電とは何か」を紹介させてもらったよ。

今回はその中でも、

「発電した電気を電力会社へ売ることができる」

ことについて、もっと詳しく紹介していくね!


固定価格買取制度とは


皆さんは固定価格買取制度という制度を聞いたことがありますか??
この制度は太陽光にとって、とっても重要です!


現在、再生可能エネルギー(太陽光や風力、水力、バイオマス)の普及が進んでいる中、
日本は世界で、第34位(2015年時点)とまだまだ世界的に遅れてしまっています。


そこで!

国の政策として、

再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月1日に定められました。

この制度により、設備設置の負担を軽減し、
再生可能エネルギーが日本のエネルギーを支える存在になって欲しい!

という、国の想いが込められています。

では、その固定価格買取制度とは具体的にどのようなものなのでしょうか?



この制度には2つのパターンがあります。

余剰買取制度



余剰買取制度

太陽光パネルを住宅の屋根につけられる方が、
こちらの制度を主に利用しています。

太陽光によって作った電気を家庭内で使用し、
余った電気は電力会社へ売ることができます!

余った電気が多いほど、売れる電気が増えるため、
 
積極的に節電したくなる!という効果があります!

                                                          

全量買取制度


 
 
 
大きい工場等の屋根にはたくさんの枚数を載せることができるので、
全量買い取り制度を利用している場合が多いです。


 
 
 
元々田んぼや畑だった土地を再利用し、太陽光発電所として有効活用しています。
どちらも全量買取という名前のとおり、発電した分だけ電力会社へ買い取って頂けます。

発電事業を後押しして、
クリーンな自然エネルギーの普及を促進する効果があります!


余剰買取制度 も 全量買取制度 も作った電気を買い取ってもらえることで、
 
ご家庭、企業、発電所などの太陽光発電が増えています。


では、いくらぐらいで買い取ってもらえるのでしょうか?

                                         


買取価格


価格は発電量と経済産業省の認定を受けた年により異なります。

今年(2018年)に認定を受けたとすると・・・

10kW以上~2,000kW未満・・・18円+税(20年間)

10kW未満(出力制御対応機器設置義務なし)・・・26円+税(10年間)

    (出力制御対応機器設置義務あり)・・・28円+税(10年間)

10kW未満ダブル発電(出力制御対応機器設置義務なし)・・・25円+税(10年間)

         (出力制御対応機器設置義務あり)・・・27円+税(10年間)

※北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力
 エリアは出力制御対応機器の設置が義務付けられています



前年度までの売電単価表はこちら ⇩



売電単価は年々下がっていますが、太陽光パネルなどの設備費も下がっているため、
まだまだお得に電気をご利用頂けます!

近頃ご家庭では蓄電池をご使用されている方も多いです。
蓄電池については、またの機会にご紹介させて頂きます

この機会に、皆様もご検討されてはいかがでしょうか?


\ みんなで再生可能エネルギーの輪を広げよう! /