トランス君の太陽光講座 詳細

投稿日
2019年2月16日

住宅用太陽光発電:保守点検~メンテナンス~

    こんにちは!
    株式会社トランスオーシャンプランニングのトランスです!

    前回までの講座で発電開始までご紹介させて頂きましたので、
    今回は売電し続けるために重要な、発電システムの定期点検についてご紹介します!



    発電システムの保守点検

     太陽光システムにおいて、機械的な故障は少ないものの、何もしなくても壊れない訳ではありません。
     また、異常のなかにはわずかな発電量の低下など、異常の発見の難しいものもあり、定期的な点検は異常の早期発見のためだけでなく、太陽光発電システムを長く使い続ける上でも重要と言えるでしょう。

     一般的な家では、太陽光モジュールが屋根の上に設置されており、屋根の上にあがる手段は限られています。地上からではモジュールの状態を確認できず、状態がわからないというケースがほとんどです。
     また、屋根の上は足場に傾斜が多く見られ、バランスを崩しやすく転落の危険が付きまとうため、事前準備無しで登ることは非常に危険です。
     自身の安全を守るためにも業者による点検が安心です。

     今回は、そんな太陽光システムの定期メンテナンスが実際にどのような作業を行って、異常の有無を確認していくのか、解説します。



    ■メンテナンス①屋根点検 ~目視点検~


     屋根点検では、目視点検によってパネル表面の異常(パネル表面の破損、ひび割れなど)、パネルから伸びるケーブル、防護管の点検を行います。
     また、パネル表面の強固な付着物(鳥のフンなど)が無いことを確認します。
    パネルの異常は発電量に深刻に影響するため、しっかりと確認する必要があります。
     また、付着物もホットスポット(*付着物によって発生した影の部分が異常高温になること)の発生や、影になることによって発電量が下がるため、確認次第清掃を行います。




    ■メンテナンス②屋根点検 ~強度確認~


     パネルを固定している架台の金具の強度を実際にパネルと架台に触れることで確認します。
     固定に緩みがあれば、台風などの災害によってパネルが飛んでいく、または滑落するなどの危険性があり、それらの被害は、自身の太陽光発電システムに被害が及ぶばかりか、飛んでいったパネルが周囲の住宅にぶつかり、二次被害を及ぼす可能性もあるため、丁寧に確認する必要があります。




    ■メンテナンス③屋根点検 ~機器計測~


     太陽光モジュールが一目で見たところ異常がなさそうでも、内部では断線などによって電気がしっかりと作り出せていないというケースも存在します。
     定期点検では、内部的な異常を計測機器によって確認します。専用の計測機器を用いることで、わずかな変化で通常気付きにくい異常も発見することができます。




    ■メンテナンス④発電量 ~実績確認~


     モニターや遠隔監視によって、発電量の数値がわかる場合、お使いの発電システムが1年間にどれだけの実績を残し、設置当初に予想されていた発電量を上回ることが出来ていたのか、確認することが可能です。
     また、異常のある月はなかったのかなど、これまでの実績から発電システムを確認させていただきます。




    以上が弊社で実施しているメンテナンスとなります。
    いつも良い状態で発電を続けるためには、定期点検は欠かせません!
    弊社ではお客様の声をもとに、良い点は向上させ、悪い点は直して、大満足して頂けるメンテナンスをこれからも追求し続けます!!


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