トランス君の太陽光講座 詳細

投稿日
2018年12月15日

産業用太陽光発電:施工編

    こんにちは!
    株式会社トランスオーシャンプランニングのトランスです!

    前回は住宅太陽光発電の施工方法についてご紹介させて頂きました。
    今回は、産業用太陽光発電の施工についてご説明させて頂きます!



    まず産業用の太陽光の工期は現場状況、規模によってさまざまです。
    低圧の太陽光に関しては弊社では平均で1・2カ月程になります。
    それでは実際どのような施工内容なのかというと・・


    ◆ まずは土地の造成から! ◆


    土地には雑草や樹木が生えているケースが多いため、 伐採 → 整地 を行います。
    土地を可能な限り平地にしておくことで、スクリュー杭や架台のズレを少なくします。
    架台自体のズレを無くすと発電効率の安定にも繋がります。



             ⇩



    ◆ 設備工事スタート! ◆


    土地が太陽光発電設備を設置するに適した状態に整えられたら、次は発電設備の設置工事です。


    【杭打ち】
    弊社ではスクリュー杭という杭を使用しており、
    スクリュー杭は架台を固定する、ねじ込み式の基礎杭です。
    掘削の必要がなく、廃土処理が不要なため、自然環境に優しい点も利点です。
    またスクリュー杭が簡単に抜けてしまわないか、
    引き抜き強度を測定し基準値以上の強度があるか もしっかり検査します。


    ▼引き抜き強度確認




    【架台設置】
    弊社ではアルミ架台を標準仕様で用いております。
    アルミ架台は錆びにくく、頑丈な素材です。
    設置する地域の風速、積雪を考慮し、その 土地の環境や、システムに合った架台を選択 します。





    【パネル設置】
    弊社ではネクストエナジー、ハンファQセルズ、エクソル等、
    物件に応じた太陽光パネルを選んでおります。





    【電気工事】
    パワーコンディショナーは太陽光パネルの下に設置し直射日光を避けます。
    また、パワーコンディショナー及び集電箱内部の防水処理も行います。
    配線等が垂れ下がってしまわないように見た目にもこだわります。
    使用するケーブルも耐熱、耐寒、引張試験、耐油性、加熱変形の試験に合格したケーブルを使用します。





    【フェンス設置】
    フェンスは太陽光発電設備には必須です。第三者の侵入を防ぎ事故防止にもなります。
    また、防草対策も弊社では砕石、防草シート等さまざまな方法を用意しております。





    【設備完成】

    設備完成後は発電設備の架台・電気関係の検査を行います。
    また、電力会社によるメーター取付など売電する為の工事を行います。
    売電準備が整い次第、弊社にて連系作業を行い、発電開始となります。
    ※発電開始については、産業用太陽光発電:連系編にて詳しく紹介させて頂きます。




    ◆ アフターサービス ◆



    弊社ではO&M(別途契約)運転管理・保守点検というメンテナンスプランがあります。
    発電設備のパワーコンディショナーが適切に作動しているか、太陽光パネルに何か異常はないか、発電所内の雑草の状況等の確認・検査を行います。



    ◆ まとめ ◆


    弊社では、土地造成から太陽光発電設備完成及び連系まで、一貫して行っており、
    弊社の現場監督が責任を持って工事をさせて頂いております。

    もともと山だった土地であっても、周辺の木は役所や森林組合にて木の伐採許可を頂き、
    発電量に影響が出ないように工夫します。

    大雪が降る土地には、積雪用架台を使用し、雪が積もっても大丈夫なように設計したり、
    地盤が緩い土地には、コンクリート基礎で架台をしっかり固定するなど
    土地に合わせた設備工事を行っております。

    完工後はお客様に現地を見て頂き、
    不安な点や、疑問点が残らないよう、ご説明させて頂いております。


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