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投稿日
2019年4月6日
更新日
2019年4月20日

電気代を節約するには? 家電それぞれにかかる電気料金を比較・計算してみよう!

以前『毎月の電気代、いくら払ってますか?』の記事にて、年々電気料金が上昇していることを解説しました。
では、家計にかかる電気代を減らすために、具体的に何をすればいいのでしょうか?

電力会社との契約プランの見直しはもちろんですが、
そもそも使用する電気自体を減らすことが大切です!

電気代を節約するためにはまず、どの家電が原因かを知りましょう。
今回は私たちが普段使用している家電製品それぞれの電気料金を比較し、どの家電に電気代がかかっているか調べる方法をご紹介いたします。

家電製品ごとの電気代の調べ方は?

消費電力を計算するための式は、下記の通りです。
普段使っている家電製品の消費電力(W)は、本体に貼ってあるラベルや取扱説明書を見ればわかります。

消費電力(W) × 使用時間(h) ÷ 1000 × 電力量料金単価 = 電気料金(円)


たとえば消費電力1000Wのドライヤーを6分間使用するとして、
お住いの電力会社の電力量料金単価が22円の場合、

1000(W) × 6/60(h) ÷ 1000 × 22 = 2.2(円)


2.2円の電気料金が発生することがわかります。

教えてトランス君! 「1000」で割るのはどうして?

1kWh=1000Whだからです!

そもそもWhが何の単位かというと、これは電力量のことです。
消費電力(W)と使用時間(h)を掛けることで求められます。
電力会社から届く「電気ご使用量のお知らせ」(電気料金の明細書)はkWhの単位で書かれているのが一般的です。

たとえばドライヤーのW数が1000Wだとすれば、ドライヤーの消費電力は1時間で1kWhです。
1kWhの契約料金が22円だと、ドライヤーの電気料金は22円/時間になるということです!

主な家電製品の電気料金を計算してみよう!

一般に普及している家電製品を対象に、電気料金を計算してみました。
電力量料金単価は関西電力の従量電灯Aタイプを参考にしています。
電力量料金単価は、お住いの電力会社のご契約内容やホームページをご確認くださいね。

※ 関西電力従量電灯Aタイプの電力量料金単価
15kWh~120kWh:@19.95円/kWh
121kWh~300kWh:@25.33円/kWh
引用:関西電力 従量電灯A 料金単価



使用時間から電気料金を比較してみよう!

上の表において、エアコン1時間の使用にかかる電気代は13.566円と求めることができました。
それではエアコンを1日8時間使用した場合と、24時間使用した場合では、月でどれくらいの金額の差が出るのでしょうか?

【例】日中に8時間使用した場合
13.566円×8時間=約108.528円/日×30日間=3,270円/月(日中)

【例】24時間使用した場合
13.566円×16時間=約217円/日×30日間=6,510円/月(日中)
7.146円×8時間=約57円/日×30日間=1,715円/月(夜間)
6,510円/月(日中)+1,715円/月(夜間)=8,225円/月


上記の比較から、1日エアコンをつけっぱなしにしてしまう習慣のある人は、それだけで月5,000円も損してしまうことがわかります。
しかもこの差の4,955円は、エアコンだけをつけっぱなしにしていた場合の話です。
月々の電気料金を意識していない方は、他の家電製品の使用に関しても節約に無頓着な傾向にあるため、使っている家電製品の電気料金をまとめたときに非常にもったいないことをしているのがわかります。

電気料金を節約するにはどうすればいい?

電気代の膨らむ原因となっている家電がわかったら、下記のように節約のためにできることをしましょう。

節約のためにしたいこと5つ

  • 使う必要のないときは電源を切る・消すように心がける
  • 動かしていなくとも待機電力等で微々たる電気を使用しています。ほとんど使っていない家電のコンセントは抜くようにしたいですね!

  • 電力会社の契約プランを他社と比較してみる
  • 電気代が安い夜(夜間割引サービス)に使用する
  • タイマー機能が付いているものもありますので、深夜のうちに炊飯器や洗濯機、乾燥機等を使用するのも節約の手段のひとつです!

  • 照明を消費電力の少ないLED照明に変更する
  • 古い家電は買い替える
  • 家電製品は年々進化していて、10年前に比べると消費する電力が減っているんです。
    古い家電を使い続けるよりも、新しいモノに買い替えたほうが長い目で見て節約になることも多いんですよ!

まとめ

どの家電に電気代がかかっているかを知ることで、より効果的な節約を行えます。
特に日中は電気料金が高いので、必要のないときには電源を消して、節電に努めることをおすすめします。

また太陽光発電は日照時間内に発電するので、電気代の高い昼間の間に発電することで、電気代を抑えることが可能です。
節電は環境にもお財布にも優しいですが、太陽光発電による自家消費はさらにお得!

弊社ではご希望条件とお家の事情に最も合った太陽光発電プランをご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください!